中国人民銀行(中央銀行)の周小川総裁は21日、中央銀行が通貨供給量の安定維持に努める方針であると述べた。22日付中国証券報が伝えた。
「国内の経済情勢の変化、国際金融市場の変化が絶えず通貨供給状況に影響を与えている。ゆえに中央銀行は状況によって通貨を市場に注入することもあれば、通貨を吸い上げることもある」と、周小川総裁が説明した。周小川総裁また、「通貨過不足の調整は株式市場を含む資本市場に影響を及ぼすこともあるが、投資家は上場企業の経営状況に注意を払えば良いだろう」とした。
「中国証券報」より2015年1月22日