第12次5ヵ年計画の鉄道建設目標、中西部地区はすでに達成
中国鉄路総公司は1月29日、2014年の新規鉄道における営業開始が過去最高を記録し、総営業距離が11万2000キロに達したことを明らかにした。また高速鉄道の総営業距離は1万6000キロと世界で最長を記録。地域別では中西部地区の鉄道建設が加速し、同地区の営業距離は7万キロと全国の62.6%を占めた。
同社の盛光祖総経理は「今後とも鉄道建設の規模は高い水準を維持する」と語った。2014の鉄道全体の固定資産投資は8088億元と、2010年に次ぐ過去2番目の規模となった。そのうち新規鉄道の営業開始距離は8427キロと過去最高。また額哈鉄道、懐邵衡鉄道、杭黄鉄道などの66の新規プロジェクトですべて入札が完了し工事がスタートした。その数は第12次5ヵ年計画(2011年~2015年)の期間における年間プロジェクトの平均である37を大きく上回った。その中で特に注目されるのは、党・国務院の方針に基づき中西部地区の開発に力が入れられたこと。