深セン証券取引所の呉利軍理事長はこのほど代表団を率い、香港特別行政区政府、香港金融管理局、香港証券・先物事務監察委員会を視察し、香港取引・決済所有限公司と業務交流を行い、一部の駐香港市場機構と座談会を開いた。2日付中国証券報が伝えた。
呉理事長は関係者に、「深港通」(深セン・香港間相互株式投資制度)の準備の進捗状況について説明した。呉理事長は、深セン・香港市場の相互接続には重要な意義があり、深セン証券取引所は「滬港通」(上海・香港間相互株式投資制度)の試行経験の総括を踏まえた上で、香港証券取引所と緊密に連携すると表明した。またさまざまな提携手段を積極的に模索し、提携内容を深化させ、「深港通」の建設とA株市場の国際化を共同推進すると表明した。
「中国証券報」より2015年2月2日