香港証券取引所の李小加CEOは10日、投資家から期待されてきた「深港通」(深セン・香港間相互株式投資制度)は、下半期の開始が現実的だと表明した。11日付中国証券報が伝えた。
李CEOは、中国本土との協力により「共同の市場」を構築することで、香港は新たな価値を創出できると述べた。「滬港通」(上海・香港間相互株式投資制度)の順調なスタートは、成功した複製可能な「共通の市場」のモデルを提供した。このモデルは今後、その他の市場や資産で複製することができる。目標は香港を中国本土にとって不可欠なパートナーとし、両地および世界の投資家が利益を得る「共同の市場」を共に構築することだ。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2015年2月11日