米経済誌フォーブスが、2015年版世界番付を発表した。米マイクロソフトの創業者ビル・ゲイツ氏が、資産総額790億ドルで、昨年に続き世界一の座に輝いた。今回の番付には、290人の億万長者が新たにランクイン、うち71人が中国人だった。現在、世界には計1826人の億万長者がおり、この数は昨年に比べ181人増加した。2日付海外メディアの報道を引用して中国新聞網が報じた。
ビル・ゲイツ氏の2月13日時点での資産総額は、昨年比30億ドル増の790億ドル。フォーブスが長者番付の発表を始めてからの21年間で、同氏は16年、トップの座についたことになる。
第2位は、メキシコの実業家であるカルロス・スリム・エルー氏、第3位は、米国の伝説の投資家、ウォーレン・バフェット氏だった。バフェット氏の総資産は727億ドル。
世界の億万長者トップ20の顔触れを見ると、米IT関連企業の創業者やCEOが相変わらず多く、6人に上った。
トップ10人の中で唯一の女性は、第8位のクリスティ・ルース・ウォルトン氏で、米小売業大手ウォルマートの継承者のひとりだ。
フェイスブック創業者のマーク・ザッカーバーグ氏は昨年より5位ランクアップ、初めてトップ20入りを果たした。