2014年には2番手の高級ブランド車の販売台数が増加したが、トヨタ傘下の高級車ブランド「レクサス」の前年比増加率は3%足らずにとどまり、市場シェアはアウディ、BMW、ベンツに大きく水を空けられ、ランドローバーやボルボにも次々後れを取った。レクサスはある意味では、中国市場においてトヨタの足を引っ張り、中国市場におけるトヨタの価値を大幅に引き下げたといえる。中国経済網が伝えた。
このほど関連の報道では、レクサス(中国)のある上層部の幹部が、「2014年にはレクサスは新車7万6115台を販売し、前年比わずか2.86%の増加にとどまった。これほどの低い増加率は、ライバルたちの2けたの増加率とは非常に大きな隔たりがあり、中国高級車市場におけるレクサスのランキングを2013年の5位から6位に後退させることになった」と述べたと伝えられている。
レクサスは詳しい車種別販売データを発表していないため、一連の分析は14年のプレート発行数に基づいて述べているに過ぎない。このようにするメリットは市場での実際の状況を正確に反映できることだが、企業が発表する卸売・販売台数とは大きな開きがあることも事実だ。