中国汽車工業協会(中汽協)は10日、2月の中国の自動車生産・販売データを発表した。発表によると、春節(旧正月)要因の影響を受け、自動車の生産・販売台数は1月よりやや減少し、前年同期比でほぼ横ばいとなった。
2月の新エネ車生産・販売台数は2014年末と比べて大幅減となったが、前年比伸び率は約3倍に達し、急増の流れを維持した。中汽協常務副会長兼秘書長の董揚氏は、新エネ車の2014年末の生産・販売台数が多めとなったのは、おそらく補助金支給額の減額前の駆け込み買いによるものだとしている。
「中国証券報」より2015年3月11日