中国不動産市場は2015年、幸先の良いスタートを切ることができなかった。中国国家統計局が11日に発表した統計データによると、全国の不動産投資、販売、土地取得など多くの指標が1―2月に低下し続けていた。祝祭日や周期的な変動など多くの要因により、中国不動産市場は段階的な低迷期を迎えている。12日付中国証券報が伝えた。
一方で、調査機関は、伝統的な販売好調期が間もなく訪れ、政策による支援もあり、今後の不動産市場に期待できると指摘する。3月以降成約件数が明らかに上昇し、中国不動産市場は久しぶりの「小春日和」を迎える可能性があるという。
「中国証券報」より2015年3月12日