中国社会科学院財経戦略研究院は22日に発表した、マクロ経済情勢四半期分析報告書の中で、中国経済が2014年第4四半期の減速の流れを引き継いでいることの影響を受け、2015年第1四半期のGDP前年同期比成長率は6.85%前後に低下し、消費者物価指数の上昇率は同1.2%前後になると予想した。23日付中国証券報が伝えた。
第1半期にGDP成長率の下げ幅が比較的に大きいため、通年の成長目標の実現は困難になっている。政府には、経済減速を客観的に捉え、「経済の安定成長維持、リスク管理、デフレ防止、構造調整、改革促進、民生の改善」という政策を結びつけ統一的に推進することで、経済減速の中で構造調整を実現する必要がある。
「中国証券報」より2015年3月23日