市場が待ち望んでいた「電力体制改革のさらなる深化に関する若干の意見」が、先般下達された。今回の電力体制改革は、「3つの開放、1つの独立、1つの研究、3つの強化」という改革の主軸を明確にし、電力小売市場の自由化を進め、社会資本による電力小売および電力事業への参与を奨励し、分散型電源の発展を促進する。23日付中国証券報が伝えた。
今回の電力体制改革は、発電・送電・配電・電力利用構造に深い影響を及ぼし、1兆元規模の市場を切り開くと分析されている。電力小売の開放が、電力体制改革の最大の成果になるという。
「中国証券報」より2015年3月23日