中国人民銀行(中央銀行)の周小川総裁は22日、中国発展ハイエンドフォーラム2015年年次総会に出席した際に、金融政策は穏健であるが、改革開放をさらに加速することになると表明した。23日付中国証券報が伝えた。
中国は4年前に、人民元資本勘定の兌換自由化の推進を加速すると発表した。2015年は第12次五カ年計画(2011―2015年)の最終年であり、各方面の改革の努力によってこの目標の実現を推進することになる。
周総裁は中国の金融政策は緩和に向かうかという質問に対して、中国の金融政策は依然として穏健だと回答した。「新常態(ニュー・ノーマル)」における穏健な金融政策は、経済成長を支援するほか、構造改革を促進しなければならないという。
「中国証券報」より2015年3月23日