アジア諸国のインフラ建設は、金融危機以降の世界経済の成長源の一つである。AIIBのインフラ投資による大きなチャンスを共有し、経済発展を進めようとするなら、日本も傍観をやめて参加すべきである。日本政府はここ数年、原子力発電や高速鉄道などを重点としたインフラ輸出を推進しており、インフラ関連輸出を2020年までに3倍の年間30兆円とする目標を掲げている。AIIB参加は、この抱負を実現するチャンスにほかならない。
米国のAIIBへの態度が変わり、中日関係が改善し、AIIB運営が成功した日には、日本はAIIB参加を真剣に検討することになるだろう。(編集MA)
「人民網日本語版」2015年3月24日