AIIB、中国は拒否権持たず

AIIB、中国は拒否権持たず。

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発信時間: 2015-03-26 18:44:15 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

アジアインフラ投資銀行(AIIB)加盟国首席交渉代表会議主席、中国財政部(財務省)副部長の史耀斌氏は25日に取材に応じた際に、AIIBの設立準備で注目を集めている問題について回答し、次のように述べた。

AIIBの意思決定メカニズムと出資比率の割当は、AIIBの規則の内容であり、関係各方面によって交渉が進められている。AIIBは互恵・ウィンウィンを提唱しており、既存の国際経済秩序に対する効果的な補完となる。AIIBは公開・透明・高効率の原則に基づき、新たな多国間開発機構を設立する。AIIBは域内と域外で加盟国を区分し、加盟国の増加に伴い、その出資比率が低下する。中国が拒否権を求めている、あるいは放棄するなどという命題は成り立たない。

新たに設立される多国間開発銀行、多国間発展体制であるAIIBは、ガバナンス、保障政策などの面で既存の多国間開発銀行の経験と良き手法を十分に参考にし、同じ回り道を回避し、より良い基準を求める。中国はその他の創設メンバーと共に、AIIBを各国のウィンウィンと、専門的かつ効率的なインフラ投融資を実現する場にする。

2015年3月31日は、創設メンバーの申請締切日であり、その後2週間に渡り各加盟国の意見を集める必要がある。そのため創設メンバーの数は、早くても4月15日にならなければ確定されない。3月31日までに加入を申請できなかった国は今後、一般メンバーとしてAIIBに加入できる。(編集YF)

「人民網日本語版」2015年3月26日

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