「先進製造業の発展には、国内での競争力だけで決して足りることはない」。中国装備の海外進出への支援強化を通じて、中国企業が国際市場において、技術が先進で実力が強い多国籍企業と同じ舞台で競争を展開できるようにする必要がある。これは必ず、技術水準の絶えずレベルアップ、製品品質とサービス水準の絶えず向上を促すことになる。これにより、企業全体の質と核心競争力が高まるに違いない」
「中国経済は開放の中で成長してきた。外資導入と対外貿易は2大けん引役となっている」。しかし、「今や、国際経済・貿易構造の変化および我が国の資源面の条件の変化を踏まえ、この2大けん引役を強化すると同時に新たなけん引役を作り上げなければならない。消費財輸出を主とする構図から投資商品の輸出がより重視されるよう、徐々に理念を転換する必要がある」
李総理はさらに、「対外貿易のモデルチェンジの推進、外資導入の効率化を基礎に、対外投資、生産能力をめぐる協力と商品輸出といった『三位一体』の貿易体制の形成を推進することは、必ず我が国の比較優位の向上、より高い国際化水準の実現にプラスとなる」と述べ、政策実施の効果に対する自信を表明した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2015年4月7日