福田康夫元日本首相は6日、東京で講演した際、日本が中国主導の国際金融機関であるアジアインフラ投資銀行(AIIB)に加入すべきだとの見方を示した。人民網が7日伝えた。
英・仏・独を含む多数の西側先進国が続々と中国主導のアジアインフラ投資銀行(AIIB)の創設メンバーに加わる中、日本ではAIIB加入をめぐる日本政府のこれまでの対応に対する不満の声が強まっている。
福田氏は講演で、「先進国として拒否する理由はない」と述べ、日本政府の姿勢を批判した。福田氏はまた、中国との閣僚級対話の早期再開に取り組むよう日本政府に促した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2015年4月8日