京津冀一体化、各エリアの役割分担が明確化

京津冀一体化、各エリアの役割分担が明確化。

タグ: 京津冀一体化 京津冀共同発展計画 

発信時間: 2015-04-08 17:36:33 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

 

そして最終的な目標は、地域協力によるイノベーション新共同体を構築し、全国ハイテクイノベーション新センターを打ち立てること。例として◇中関村国家自主イノベーションモデル地区を発展させ、新たな管理運営モデルを模索し、産学研を結びつけた京津冀を跨る新園区チェーンを構築することや、◇天津浜海国家自主イノベーションモデル地区を発展させ、重点分野の改革を急ぎ、周辺地区へその範囲を広げていく、などが挙げられる。地域の役割分担については、◇北京エリア:基礎イノベーション・技術サービス能力の向上、技術本部としての役割強化、産業化製品の取引センター・ハイテク人材センターの設置◇天津エリア:応用研究・実用化技術のレベルアップ、産業イノベーションセンター・ハイレベル製造業研究開発基地・中小企業イノベーションモデル地区の構築◇河北エリア:ハイテク産業推進能力の強化、ハイテク実用化センターの設置、産業構造調整・レベルアップ試験区の整備、などに分かれている。

イノベーションの重点分野としては、環境保護、従来型産業のレベルアップ、戦略性新興産業がある。環境保護では大気汚染対策、グリーン交通、クリーンエネルギー、モニタリングシステムなどが対象となる。水質汚染では、水質汚染対策を強化し、湿地帯の生態系保護や修復などがテーマとなる。従来型産業のレベルアップでは、生産技術やエネルギー利用に関する技術力を強化する。戦略性新興産業のPRも強化する。

 

 

「中国網日本語版(チャイナネット)」 2015年4月8日

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