・改革が最大の推進力
今年は改革の全面的な深化の重要な年だ。年初から現在まで、改革・革新の拡大による農業現代化建設の加速、革新駆動発展戦略の実施の加速、農村向け購買販売協同組合「供銷合作社」の総合改革など、各種政策が相次いで打ち出されている。
政府活動報告は、明確な改革のルートマップを描き出した。行政のスリム化と権限の移譲、投融資体制改革、価格改革、財政・税制改革、金融改革、国有企業・国有資産改革などが秩序正しく推進される。
・経済発展の空間が広がる
中国商務部研究院国際市場研究部副主任の白明氏は、「中国は積極的に開放を拡大し、発言権を高め、自国と他国に経済発展および開放の機会を創造し、国際競争における主導権の獲得を加速している」と指摘した。
先ほど、「一帯一路」(シルクロード経済ベルト、21世紀海上シルクロード)の「願いと行動」が正式に発表された。国務院発展研究センター研究員の程国強氏は、「一帯一路の共同建設は、中国経済と世界経済に新たな原動力を提供する。これは新常態における中国の経済構造のモデルチェンジ・アップグレードの促進、新たな経済成長源の模索、新たな地域成長源の育成・形成に対して重大な意義を持つ」と分析した。