アジア・アフリカ協力は新たな情勢の下で、すでに地域の範疇を超えて重要な世界的意義を強めている。アジア・アフリカ両大陸は人類文明の重要な発祥地であり、人口は世界の4分の3、国の数は国連加盟国の半分以上、経済規模は世界の3分の1以上を占め、発展・振興の重要な段階にある。アジア・アフリカ諸国は安危を共にし、助け合い続け、互恵・ウィンウィンと共同発展を堅持し、小異を残して大同につき、開放性と包括性を堅持し、広範囲、重層的、包括的なアジア・アフリカ協力の新構造を共同構築し、苦楽を共にする良き友人、良きパートナー、良き兄弟であり続ける必要がある。(人民日報「鐘声」国際論評)
アジア・アフリカ協力は南南協力の先触れであり、南南協力に対して模範を示し、先導する重要な役割を持っている。新興国と途上国の集団的台頭に伴い、南南協力は重要なチャンスを迎えている。アジア・アフリカ諸国は中南米、南太平洋などの途上国との団結や協力を強化し続け、非同盟諸国会議や77カ国グループの役割をしっかりと発揮し、アジア信頼醸成措置会議やBRICSなどの協力プラットフォームをしっかりと建設し、南南協力の新メカニズムの構築を検討し、国際体制における途上国の代表性や発言権を高め、途上国の正当な権益をより良く守るべきだ。