今年3月、中国のスマホ販売量(実質)の上位2位には現地メーカーの華為とアップルが並び、華為のシェアは13.57%、アップルは12.37%に達した。サムスンは3位で10.15%だった。このことが意味するのは、中国携帯電話市場におけるサムスンのトップの座がすでに他社に奪われたということだ。
利益が連続で低下する中、サムスンは次世代の主力機種「S6」、「S6 Edge」に厚い期待を寄せるが、業界では見通しは甘くないとの見方が広がる。スマホ市場が成熟に向かい、成長の余地が縮小する環境にあって、S6の業績アップ効果は非常に限定的だろうというのがその理由だ。(編集KS)
「人民網日本語版」2015年4月30日