会社勤めより起業に意欲2007年に本科大学を卒業し、北京で生活を始めた靳凡さん(男性)は、一旦は会社に勤めたものの、今は自分でインターネット関係の仕事をしている。
「北京に来たのは、インターネットの仕事に興味があり、北京がその先端を走っていたためです。最初はネット関係の会社に入社し、ハイテク分野の資料を作っていました」彼の住まいは南5環地区にあり家賃は270元。ベッド、テーブル、レンジがひとつずつ。冬は水道も暖房もなく、炊事や洗濯は外でしなければならない。
通勤はバスと地下鉄。帰りの地下鉄では寝過すこともしばしばあった。靳さんは大学でインターネットを専門に学んだわけではないが、6年後に会社勤めを辞め、自分でインターネットの事業を立ち上げた。TMT(ハイテク・メディア・通信)分野のサイト作りの会社である。「当時、競合するサイトが数多くあり、ハイテク関連のサイトでも競争はとても激しかった」と話す。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2015年5月6日