今後は街の高齢者向け施設が、介護疲れの家族に対し「一息つけるサービス」を始めることになるようだ。これはつきっきりの介護が必要な、寝た切り高齢者向けのサービス。老人は家にいながら介護サービスを受けられると同時に、家族も一時的な休暇や調整を取ることができる。
「法制晩報」の記者が北京民政局から得た情報によると、街道・郷鎮級の高齢者センターの「三年計画」が発表された。2016年末までに、街道・郷鎮級地域での高齢者センターが208か所に達し、現在の2倍となる見込み。そのうち東城と西白の両地域は高齢者人口が集中しており、そのため32の街道すべてに高齢者センターを建設する。
老人は「フルサービス」、家族は「一息」
「北京市家庭介護サービス条例」が5月1日より正式に実施された。北京民政局はすでに、組織、コミュニティ、家庭などにおける高齢者サービス体系を構築するため、「北京市高齢者センター建設に関する三年行動計画(2014年~2016年)」を発表済みだ。