中国南車が開発した中国の代表的な高速鉄道車両である「CRH380A」が現在開催中のミラノ万博に出展されていることが2日、わかった。
2014年末時点で、中国の高速鉄道の運行距離は1万6000キロに達し、建設中の距離も1万キロを超える。高速鉄道の開通は地域経済の取引を活発化にする、地域経済発展の原動力となっている。
また中国の高速鉄道の発展は多くの国から注目されている。中国南車によると、世界の50以上の国が同社と高速鉄道の協力について接触。そのうち、米国、ブラジル、ロシア、タイ、マレーシア、シンガポール、ルーマニアなど20以上の国との間で深い話し合いが持たれている。CRH380Aは、北京―上海高速鉄道の試験走行で時速486.1キロの世界最高速度を記録した車両で、これまで運行実績は3億キロ以上に達する。 今回のミラノ万博では、中国航天、中国南車、中粮集団などと共同で制作した「中国企業連合館」において、その独特なスタイルを見ることができる。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2015年5月6日