「三年計画」によると、2016年末までに北京市全体で208件の街道郷鎮高齢者センターの建設を計画している。これは329か所ある街道郷鎮の63%にあたる。北京の高齢者が求める介護サービスを全面的にカバーすることになる。
2014年末までに、北京市では104件の高齢者センターを完成させている。2015年には40~60件の完成を計画しており、2016年には当初の予定を超える件数にまで達する見込みだ。
北京市民政局のスポークスマンである李紅兵氏は、高齢者センターでは「一息つけるサービス」を始めるとしている。これはつきっきりの介護が必要な、寝た切り高齢者向けのサービスで、老人は家にいながら介護サービスを受けられると同時に、家族も一時的な休暇や調整を取ることができる。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2015年5月6日