ロシア鉄道の子会社と中国中鉄二院工程集団有限責任公司による両国のコンソーシアムはこのほど、モスクワ〜カザン高速鉄道プロジェクトの一部区画を落札した。イタルタス通信が伝えた。
落札者は、モスクワ〜カザン区画の2015〜2016年のプロジェクト調査・測量、土地測量、設計図および文書の作成を担当する。契約金額は約200億ルーブル(約24億3300万元)。
落札広告によると、同コンソーシアムは前途多望で専門的な集団であり、高速・快速輸送プロジェクトおよびロシアの大型インフラプロジェクトの経験、長年の実践経験を持つ。
資料によると、モスクワ〜カザン高速鉄道の総工費は1兆680億ルーブル。モスクワ〜カザン高速鉄道は将来的に、モスクワと北京を結ぶ高速鉄道および新シルクロードプロジェクトの一部になる。モスクワ〜カザン高速鉄道の総延長は約770キロ、設計時速は400キロ。