中国国務院は先般、「国務院の対外貿易における新たな競争優勢の育成加速に関する若干の意見」を発表した。
同「意見」で、「中国が対外貿易の構造調整の大々的な推進、対外貿易における競争力の強化の加速、『一帯一路』(シルクロード経済ベルト、21世紀海上シルクロード)沿線諸国との経済・貿易協力水準の全面的な向上によるウィンウィンの国際協力の新構図の形成、法治的・国際的な経営環境の整備、政策体系の健全化などを通じて、対外貿易における従来の優位性を確固たるものにし、新たな優位性の育成を加速させ、中国の対外貿易の持続的かつ健全な発展を実現し、中国の貿易大国から貿易強国への転換を図る」と強調された。
中国経済網の文化産業担当記者の調べによると、中国国務院は年初よりサービス業アウトソーシングや、税関改革などの関連政策を発表しており、対外貿易の発展を指導・支援してきた。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2015年5月12日