JAL(日本航空)とオンライン旅行サービス会社の「去哪児網」は5月12日、戦略的提携を結んだ。日本で美しい景色を楽しみ、ついでに「爆買」したい中国人客は、同日より同サイトを通じて気軽にJALのチケットを購入できるようになった。
爆発的に成長する日本旅行市場が、業務提携の背景となっている。観光庁の調査によると、2014年の訪日中国人客は前年比83.3%増の240万9200人に達し、過去最多を記録した。ウォシュレット、炊飯器、化粧品を購入する中国大陸客の1人平均消費額は、23万1735円に達した。去哪児網が実施した2014年ユーザー行為調査によると、日本は韓国、タイ、シンガポールに続く、中国人客の間で最も人気の高い旅行先となった。