中国の国家電網公司が発表した情報によると、中国最長の楡横―濰坊1000V超高圧送電・変電プロジェクトが、5月12日に正式に着工された。これは超高圧電力網が全面的な加速、大規模な建設の新段階に突入したことを意味する。
同プロジェクトは国家大気汚染防止行動計画の「4つの交流・4つの直流」超高圧プロジェクトのうち5番目に着工の許可を得た送電線で、華北超高圧交流・直流メイングリッドの重要な構成部分だ。
同プロジェクトの動的投資は242億元に達する。陝西省、山西省、河北省、山東省の4省を跨ぎ、全長は2×1049キロメートル。2017年の竣工・稼働を予定しており、年間送電量は230億kWh。
同プロジェクトの建設は、陝西省北部および山西省中部の火力発電所の送電能力を高める。同プロジェクトは、陝西省の電力を他省に送電する初の超高圧プロジェクトだ。