中日間のインドネシア高速鉄道事業受注をめぐる競争で、中国が優位を確保

中日間のインドネシア高速鉄道事業受注をめぐる競争で、中国が優位を確保。

タグ: 中国高速鉄道事

発信時間: 2015-05-18 13:52:27 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

4月22日、インドネシア高速鉄道プロジェクトをめぐる協力文書の調印式に立ち会う中国の習近平国家主席とインドネシアのジョコ大統領

 

インドネシアの高速鉄道プロジェクトは総延長が750キロで、3つの州にまたがり、ジャカルタ〜バンドン〜チレボン〜スラバヤをつなぐ。シンガポール紙『ザ・ストレーツ・タイムズ』(電子版)が5月6日に伝えた。

同プロジェクトの総工費は150兆ルピア(1ルピアは約0.01円)を予定しており、ジャカルタとインド第2の都市・スラバヤの鉄道移動時間を、現在の10−12時間から2.5時間に短縮させることになる。同プロジェクトは初期段階で、ジャカルタ〜バンドンの150キロの鉄道を建設する。ジャカルタ〜バンドンの現在の鉄道移動時間は、片道2時間となっている。

中国は高速鉄道プロジェクトへの株式参加を約束しており、日本は1400億円の円借款を申し出ている。両国は高速鉄道の運営開始後、収益を得ることに期待している。当面、中国側の条件の魅力が高いが、プロジェクトが収益を生まなければ、損失を被ることにもなる。

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