中国家電大手・美的が昨日、東京でスマート炊飯器を発表した。中国炊飯器業界が日本進出を試みるのは、これが初めてだ。専門家は、この措置の短期間内の象徴的な意義は、実質的な意義を上回ると指摘した。
美的が日本市場で発表したスマート炊飯器は、中国の鼎をイメージした「鼎釜」と呼ばれる内釜を採用し、熱対流を産み出す。またハニカム(蜂の巣)構造模様によって、加熱面積を20%拡大する。美的によると、このスマート炊飯器は中国と日本で、同価格で同時発売される。人民元の販売価格は2999元で、日本市場の同クラスの価格は人民元換算で5000元以上。