業界関係者は、「電気炊飯器技術は日本産だ。中国の炊飯器技術・製品も3−4年間で目覚ましい進歩を実現したが、中国人客は訪日時に日本製の炊飯器を購入している。美的のスマート炊飯器は技術面で日本ブランドと肩を並べており、価格的にも強みを持つ。しかし日本市場では口コミによるマーケティングが重視されており、閉鎖的な市場と言える。韓国や欧米などのブランドの炊飯器、その他の家電は日本市場で振るわず、その多くが撤退を余儀なくされている。美的の製品が日本人消費者が受け入れられるまでには、まだ一つの過程を踏まえる必要がある。ゆえに今回の短期間内の象徴的な意義は、実質的な意義を上回ることになる」と指摘した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2015年5月18日