日本にはアジアでの投資・援助の経験があるが、目標の設定を間違えば、アジアで道に迷う事だろう。日本の今日の国力は中国の比にならない。通常の投資を行うならば問題はないが、「中国の影響力を抑制」しようとするならば、どんなに悪あがきしても無駄なことだ。
調査結果によると、中国を嫌う日本人の比率は、日本を嫌う中国人の比率をはるかに上回る。中国は日本に対して実質的な損失をもたらしていないにも関わらずだ。中日の近代の全面的な衝突において、日本は常に世界が認める加害者だった。日本人の中国への「恨み」は中国人の日本への「恨み」を上回る。これはどう考えても間違っている。
日本の右翼は日本社会の心理を乱している。日本の対中外交は出発の段階で歪んでおり、一部の分野ではこの歪みが驚くほど大きくなっている。まるで完全に情緒的なものになっているかのようで、長期的な国益から乖離している。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2015年5月20日