中国の李克強総理は今月18日から26日にかけて、ブラジル、コロンビア、べるー、チリの中南米4カ国を訪問している。
中国と中南米が歩み寄るたびに、西側諸国は「巨竜がアンクルサムの裏庭に進入」といった嫉妬感を示す。今回も例外ではなかった。仏AFP通信は経済関係者の話として、「米国の裏庭は中国の裏の花園になろうとしている。ブラジルだけでなく、中南米全体がだ」と伝えた。またAFP通信は、中国はこれまで「米国の裏庭」だった南米との関係を着実に構築し続けていると報じた。英フィナンシャル・タイムズは、「米国の裏庭とされていた中南米で日増しに拡大する中国の影響力は、一部で『モンロー主義』への挑戦とみなされている」と伝えた。