中鉄電気化局瀋陽支社の約2万ボルトの高圧電力が20日、里木店、紅旗営、大慶東の3つの変電所からパンダグラフに送られた。これにより、ハルビン-チチハル高速鉄道に電気が通り、同鉄道はテスト条件を備え、黒龍江省はまもなく「高速鉄道時代」に入る。
中鉄電気化局ハルビン-チチハル高速鉄道プロジェクトの責任者の張連成氏によると、同鉄道は中国の「第12次五カ年計画」の重点プロジェクトであり、チチハルから大慶を経由しハルビンまでをつなぎ、黒龍江省を南北に通る。線路は全長286キロメートルで、中国最北端の初の高冷地の高速鉄道である。
ハルビン-チチハル高速鉄道は年内に開通する見通し。開通すれば、ハルビンからチチハルまでわずか1時間20分、大慶まで40分で行けるようになる。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2015年5月23日