在英国中国大使館経商処公使名称参事官の金旭氏は、環球時報の記者に対して、「中国の対英直接投資額(累計)は昨年末時点で400億ドル以上に達した。英国は中国の欧州における最大の投資目的国となった。投資分野を見ると、インフラ、不動産、インターネット、研究開発センター、ハイエンド製造などの各領域に跨っており、産業チェーンが延長を続け、価値が高まっている」と話した。
ウエストミンスター大学(ロンドン)ビジネススクールの教授は環球時報の記者に対して、「2004年を振り返ると、中国は当時、欧州で直接投資をほとんど行っていなかった。この投資は2009年から急拡大した。英中貿易協会の統計データによると、中国の対英投資額は、2008年の8億ドルから2013年の120億ドルに膨れ上がった」と述べた。
ロンドン・スクール・オブ・エコノミクスの教授は環球時報の記者に対して、「英国は情勢が安定しており、投資環境が良好で、法律が整備されており、秩序正しい手続きが可能で、英中関係も急速に発展している。これらは中国の対英投資が高速道路に入った主因だ」と分析した。