5月26日のメディア報道によると、適格国内機関投資家(QDII、Qualified Domestic Institutional Investors)の新制度(QDII2)の試験管理方法がまもなく発表される。試験導入地域は上海、天津、重慶、武漢、深圳、温州の6か所で、最低投資額は100万元となる。ただし、中国証券監督管理委員会からの確証は得られていない。
同報道によると、QDII2は試験地域に居住する満18歳以上の人が対象となる。さらに、最近3カ月を通じて100万元を下回らない純個人金融資産があり、海外投資およびリスク能力試験を合格し、重大な不良記録がなく、裁判による未償還債務がない者であることが条件となる。QDII2は中国のQDIIのバージョンアップ版で、人民元資本のプロジェクトが両替不可であることが条件の下、規制の中で国内投資家が国外資本市場へ投資できる制度を指す。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2015年6月2日