市場はA株がMSCIの関連指数に組み入れられることを楽観視している。複数の国際投資銀行は、今年6月にA株の最終的な組み入れの結果が出なかったとしても、来年組み入れられる可能性が100%に近づくと判断した。
他にも、MSCIがA株を新興国株価指数に組み入れたとしても、それによってもたらされる資金流入額は現在の1兆元規模という桁で計算される取引額にとっては微々たるものであり、市場の動向に影響を及ぼす重要な要素になることはないという観点もある。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2015年6月4日