中国国際貿易促進委員会自動車業界委員会の王侠会長
多くの来賓は、変革は課題をもたらすと同時に、自動車産業にかつてないチャンスをもたらすと判断した。
徐氏は、「スマート化と電動化は、私たちの前に並べられている2つの大きなチャンスだ」と語った。
スマート化は自動車産業に新たな見所を添え、付加価値を高めるサービスの創造の空間を切り開き、さらにビジネスモデルの変革を引き起こそうとしている。自動車産業はスマート化により、伝統産業からIT業界への越境を実現しようとしている。製造業からサービス業への越境により、100年の歴史を持つ自動車産業は新たな活力が引き出される。
王氏は、「『中国製造2025』(中国製造業10カ年計画)は、発展の明確な青写真を描いた。この青写真は、産業化は現代化の軸であり、製造業の発展は産業化にとって避けては通れない道だと指摘した。そもそも非常に強い力を持つ先進国までもが、再産業化という戦略を推進している。新興国も製造大国の夢を力強く計画している。ゆえに中国はこの二重の圧力を受けながら、製造業の急速な発展に取り組まなければならない」と話した。