白書は、中国人観光客を対象とした訪日マルチビザについて、「これまで発給されていたのは、東北三県もしくは沖縄を訪れることを条件とする3年間有効のマルチビザに限られていたが、2015年1月から、5年間有効のマルチビザが発給されることになった。この影響で、経済的にゆとりのある訪日リピーター客が若干増加すると見られる」と予測している。
一方、日本人観光客の訪中旅行が低迷している現状について、白書は、「日本人観光客を主に取り扱っている日系資本旅行社の中国法人は、経営難から依然抜け出せず、苦境が当面続くだろう」と分析している。(編集KM)
「人民網日本語版」2015年6月18日