「北京スモッグ防止合作交流協会」が先ごろ正式に成立した。スモッグ防止を推し進める社会団体としては中国初めてとなる組織。中国工程院の郝吉明氏が理事長に選ばれた。
郝吉明氏は、「“大気十条”が発表されて以降、中国のスモッグ対策は大きな成果を上げている。2014年の大気の質は全体的に改善しており、空気汚染濃度も2013年と比べ明らかに減少し、重大汚染日もはっきりと減少に転じた。74か所の観測都市のうち8か所が基準値まで浄化した。特に一千万以上の人口を抱える深圳の基準値達成は、大気品質改善の重要な指標となるものだ」と述べた。