国家地域戦略の融合を推進
合福高速鉄道の南端は21世紀海上シルクロードの重要都市である福州とつながり、その中間は長江中流の都市群、環鄱陽湖経済圏の北東部を貫き、北端は長江デルタ経済区の合肥につながる。また合肥で京滬高速鉄道(北京〜上海)につながり北に向かい、江蘇省、山東省、河北省、天津を経由し北京に直通する。南昌鉄路局党委員会副書記の万軍氏は、「この鉄道の開通によって、一帯一路(シルクロード経済ベルトと21世紀海上シルクロード)の相互接続が強化され、一帯一路の地域間の経済・社会・文化などの連携のゴールデンルートが形成される。合福高速鉄道は、滬昆高速鉄道(上海〜昆明)と十字に交差し、福建省・江西省・安徽省の高速鉄道沿線都市連盟、すなわち『5時間生活圏』を構築する」と説明した。