世界のメディア、中国とEUの戦略的連携の強化に注目
世界のメディア、中国とEUの戦略的連携の強化に注目。
タグ： 中国EU連携
発信時間： 2015-07-01 11:13:24 | チャイナネット | 編集者にメールを送る
中国と欧州連合（EU）の首脳会議では、一連の実務的な成果が得られた。双方は会談後共同声明と気候変動に関する共同声明を発表した。科学技術、知的財産権、地域政策、税関など多くの協力文書に署名し、かつ多くの議題で共通認識を形成した。双方は、中国の「一帯一路」（シルクロード経済ベルト、21世紀海上シルクロード）と欧州の投資計画を結びつけることを決定し、共同の投資基金を設立することで合意した。また中国・EUの相互連結プラットフォームを構築し、全面的な中国・EU投資協定を一日も早く締結することで合意した。
中国の首脳が欧州を頻繁に訪れ、海外メディアから注目されている。一部メディアは、欧州を「念入りに耕す」中国の外交が、今夏再び示されることになると伝えた。汪洋氏、劉延東氏、張高麗氏ら3人の副総理が相次いで訪欧した熱が冷めぬまま、李克強総理が5日間の訪欧日程を開始した。中国の総理による訪欧は今年3回目で、李総理が欧州に上陸するのは就任以来8回目だ。中国・EUは近年、さまざまな分野で交流を強化しており、「蜜月期」を迎えていると言えるほどだ。
華字紙『欧州時報』は、中国・EUの高官の頻繁な交流は、「立ち話外交」、「グルメ外交」などの新たな外交手段をもたらしていると伝えた。より重要なことは、交流の深化が中国・EUという2大経済体・文明体の、戦略的な結びつきの加速を示していることだ。中国の首脳は2013年に、シルクロード経済ベルト、21世紀海上シルクロードの建設を提唱した。欧州委員会のユンカー委員長は昨年11月、3150億ユーロの投資計画を発表した。「一帯一路」と「ユンカー計画」がどのように結びつくかに、中国・EUの各界が注目し続けている。
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