シンクタンク「エコノミスト・インテリジェンス・ユニット」が発表したデータによると、中国大陸部の女性の世帯所得への平均貢献度は、1980年の20%から50%に上昇した。中国人女性は、ネット通販市場の最大の原動力になるかもしれない。米フォーブス誌(電子版)が6月29日に伝えた。
女性の地位の向上および女性の消費により、中国は2013年に世界最大のネット通販市場になった。米国政府の統計データによると、米国の2013年のネット通販市場の規模は約2700億ドルだったが、中国市場は約3080億ドルに達した。
アジア小売市場の2015年の成長率は平均4.6%に達し、7兆6000億ドルに上る見通しだ。北米市場の成長率は2.5%、欧州市場は0.8%。同シンクタンクによると、アジアは今年北米を抜き、世界最大のネット通販市場になる可能性がある。同シンクタンクは女性の新たな消費能力を理解するため、大中華区、インド、日本、シンガポール、韓国の主要都市の5500人の女性を対象に調査を実施した。国際金融公社(IFC)によると、世界の女性は毎年約20兆ドルの消費支出を支配している。