日本で活発化する「独身経済」 老後には不安も

日本で活発化する「独身経済」 老後には不安も。

タグ: 独身経済

発信時間: 2015-07-03 16:56:53 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

▽独身者はいかに老後を過ごすか

過去数十年で日本の出産率は下がり続け、世界で出産率が最も低い国の一つとなっている。推計によると、日本全国の総人口は2050年までに1億人に減る。これには、日本は将来、労働力が足りなくなるのではと心配する声もある。独身者は子どもがいないため、晩年の不安定要素は一層多い。

独身者は、既婚で子どものいる人よりも、意識的に財産を管理し、若い頃から貯金をし、自らの財務状況をしっかりと計画する必要がある。さもなければ安定した幸福な晩年を送ることはできない。

一生独身であることを選んだ人、とりわけ女性は、より大きな経済的圧力にさらされがちである。調査によると、働く日本人女性の半数は、給料全額とボーナス、保険の得られる安定した職には就けていない。多くはパートや派遣労働の形での就労を余儀なくされている。

専門家によると、独身者の経済状況は若く仕事ができるうちは比較的良いが、定年後には様々な困難に見舞われがちだ。日本の年金は現役時の収入の半分が目安で、月収20万円の人なら65歳以降の年金は毎月10万円となる。寿命が85歳だとすれば、20年で少なくとも約2400万円の費用が必要となる。さらに各種の保険や介護費用で300万円ほどかかる。このように計算すると、60歳を過ぎてゆっくりと晩年を過ごしたければ、若いうちに少なくとも3900万円は貯めておかなければならない。(編集MA)

「人民網日本語版」2015年7月3日

     1   2   3  


TwitterFacebookを加えれば、チャイナネットと交流することができます。
iphoneでもチャイナネット!

日本人フルタイムスタッフ募集    中国人編集者募集
「中国網日本語版(チャイナネット)」の記事の無断転用を禁じます。問い合わせはzy@china.org.cnまで
 

コメント

コメント数:0最新コメント

コメントはまだありません。