証監会の鄧舸報道官はこのほど、今後の新株発行への対応について、「近いうちに新株発行の予定はない」と述べた。
鄧報道官は、「証監会は今後の新株発行の審査承認を停止することはないが、新株を発行する企業数や資金調達額を大幅に減らす考えだ」と述べ、また最近は株式の信用取引市場も現物取引市場も変動が激しく、証監会が株価指数先物取引にどのような措置を取るのかとの疑問に対しては、「中国金融先物取引所は『中国金融先物取引の規定違反・契約違反の処理規定』に基づき、株価指数先物取引に対して、特に小型株500銘柄の株価指数先物取引の一部口座に対して、新たな取引を制限するなどの監督管理措置を取った。先週金曜日には株価指数先物取引の終値は現物価格を上回った。証監会は同取引所が引き続きこれまでに有効だった措置を取り、取り組みを強化し、検査の範囲を拡大し、証監会が各種の法律・規定に違反した疑いがある行為を対象に行う特定調査に協力することを求める。証監会は悪意のある空売り行為、および株価指数先物を利用し先物市場と現物市場をまたがって行う市場操作などの違法行為に対し、まず事実関係を調査し、それから法律に基づいて厳しい処分を加え」と述べた。(編集KS)
「人民網日本語版」2015年7月6日