米国の不動産「買うは易く維持は困難」税金も上昇

米国の不動産「買うは易く維持は困難」税金も上昇。

タグ: 米国不動産

発信時間: 2015-07-06 19:16:58 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

全米リアルター協会がまとめた報告によると、米国の住宅の海外バイヤーの中心は、数からいっても、米ドル建ての販売価格や取引価格からいっても、今や中国人だという。「第一財経日報」が伝えた。

米国の不動産は中国の「土豪」(金遣いが荒く品のない金持ち)にとって確かに魅力的だが、隠れたコストと文化的な相違を中国人の買い手はしっかりと心に留めておかなければならない。

▽風水と生活スタイルを選択

中国人の買い手の大国とって、米国の不動産といえば花壇、プール、西洋風建築の代名詞だ。だが実際のところ、小さな町で静かな生活を送ることができないのであれば、マンションを買って東海岸の都市のにぎやかさを楽しむというのが現実的な選択肢になる。

中国と米国の不動産購入をめぐる文化的な違いが最もよく現れているのは風水に対する考え方だ。中国の買い手は他国の買い手よりも家の方角、玄関の向き、周囲の自然環境を重視する。だが米国では建物を建てる時にこうした点には特に注意を払わない。そこで建物の向きがばらばらということが多く、中国人が求めるような真南や真北に向いた物件は滅多にお目にかかれない。米国の都市には墓地があるところが多いというのも、中国の買い手がとりわけ気にする点だ。

中国の超大型都市で不動産を購入する場合、子どものいる人にとって頭が痛いのが「学区房」(文教地区にある不動産)の問題だ。こうした考え方は特に中国に限ったことではなく、遠く海を隔てた米国でも親たちは同じような問題に直面する。ハーバード大学があるケンブリッジ地区の場合、大学周辺の物件は100万ドル(約1億2308万円)クラスの価格がつくこともまれではない。米国の不動産仲介会社は各学区を5段階の星で評価し、教育水準の高い地域は不動産価格もおのずと高騰する。

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