資本市場の発展に伴い、日本の家計の金融資産は増加し、消費力も高まっている。景気回復の持続と金融超緩和策の刺激を受け、東京株式市場の日経平均株価は大幅に上昇し、1世帯当たりの平均金融資産は増加している。データによると、今年3月末時点で、日本の1世帯当たりの貯金や株式などの金融資産は13年比3.4%増の1798万円だった。1億円以上の金融資産を持つ富裕層も100万世帯を超えている。
外需面でも顕著な改善の勢いが見て取れる。日本企業の輸出競争力は円安で高まり、自動車や電気機械、大型設備の輸出が伸びている。今年5月、日本の商品輸出額は昨年同期比2.4%増で、9カ月連続の増加となった。
日本の国内総生産(GDP)は連続2四半期で大幅に成長している。今年第2四半期は前期比1%増で、年率換算成長率は3.9%に達し、第1四半期の1.5%をさらに上回った。