同報告書によると、中国資本の海外不動産投資の主要対象国は、英国、米国、オーストラリアだ。中国の2013年と2014年の対米投資額は、中国の対外直接投資総額の5分の1以上を占めた。そのうち圧倒的多数の投資は、主要都市のホテルやオフィスビルに集中した。経済規模および国際金融センターとしての地位により、米国と英国に巨額の投資が向けられているとするならば、オーストラリアが最も歓迎される海外投資先に選ばれたのは、中国との貿易関係によるものだ。中国は2014年に、オーストラリアにとって2番目の商業物件投資国になった(1位はシンガポール)。シドニーは多くの中国人投資家の間で人気のある投資先だ。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2015年7月17日