朱副部長は、まもなく訪れる「十三・五計画(第13次五カ年計画、2016―2020年)」期について、科学技術などの革新に取り組み、中国の科学技術の転化を促進し、全要素生産性を高めることが重要だと指摘した。こうすれば今後5年間の経済成長率は年平均6.8%前後を維持し、2020年の経済規模を2010年より倍増させるという目標が実現できる。
朱部長はまた、中国は経済成長のギアチェンジの時期、構造調整の痛みが伴う時期、これまでの大規模な経済計画を消化する時期に差し掛かっていると指摘した。この状況下、積極的な財政政策、穏健な金融政策を維持し、改革・開放の措置を全面的に推進し、2015年の国民経済の発展計画を実現し、第13次五カ年計画の堅固な基礎を固める必要がある。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2015年7月27日