上半期の消費市場の主な特徴として、第一に新興業界が高い成長を占めていることが挙げられる。上半期、ネットショップにおける実体のある商品の販売総額は38.8%増加した。社会消費品の売上総額全体に占める割合も増加を続けており9.7%に達した。前四半期比で見て0.6%のプラスで、社会消費品売上総額全体に対する貢献率は28.7%に達した。主要小売企業5000社に対して商務部が行った調査によると、1月から6月までのネット販売額は39.1%増加しており、前年同期比で9.2ポイントの伸びとなっている。
第二に、一般的な外食や基本生活用品の消費が安定的に増加していること。一般的な外食の消費は今年上半期、前年同期比で11.5%増加した。増加幅は前年同期比で1.4%上昇した。今年上半期における基準額以上の小売商品のうち、日用品、食品類、衣類の売上額はそれぞれ、12.7%、12.4%、10.7%の増加だった。前年同期比での伸び率はいずれも、2.4ポイント、1.1ポイント、0.7%伸びた。