上半期の地域別GDP成長率ランキングは、上位10地域では東部が3地域、西部3地域、そして中部が4地域を占めた。そのうち西部にある重慶や貴州、チベットの3地域の成長率はそれぞれ、1位、2位、4位だった。一方、東北三省は全てマイナス成長となった。
21世紀マクロ研究院の統計部門のデータによると、今年上半期の各地域の経済成長率は前期比でおおむね増加している。31の地域(省、区、市)のうち、28の地域で前期の成長率を上回った。一方、前年同期比で見ると全体的に減速傾向にある。
今年上半期、内モンゴルとチベットのみが前期比で減速している。その一方で重慶は、11%の経済成長率を記録し、前期比、前年同期比ともに増加した。増加率が減速しているのは遼寧省で、今年上半期の経済成長率は2.6%にとどまった。第一四半期よりは良くなっているものの、昨年同期比では4.6ポイント、伸び率を縮小させた。